サプリメントの基礎知識
さて今度はサプリメントについてです。これも既に普段の生活の中にすっかり溶け込んでいる存在だと思います。種類はそれこそ非常に多く、もう何でもアリの状態です。
そもそもサプリメントというのは、アメリカでの食品の区分の一つで、正式には「ダイエタリー・サプリメント・dietary supplement」と言います。狭義的には、普段不足しがちなビタミン、ミネラル、アミノ酸など栄養補給の補助をすることや、ハーブなどによる薬効発揮を目的にしている食品です。
他には生薬、酵素、ダイエット食品など、相当な種類のサプリメントが販売されています。別名、栄養補助食品、健康補助食品とも呼ばれるものもサプリメントでしょう。
糖質（炭水化物）、脂質、タンパク質、この3大栄養素を作用させるためには微量栄養素が必要で、特に必須ビタミン、必須ミネラル、必須脂肪酸は不足しやすいとされています。
アメリカという国はご存知の人も多いかと思いますが、医療保険制度が日本とはかなり異なり、病気になったりすると日本よりもはるかに高額な医療費が必要で、日常における健康維持には大きく関心が割かれているのです。そこで薬より安いサプリメントが幅広く普及しているわけです。
サプリメントを販売している会社自体も非常に多く、大手から少量生産メーカーまでいろいろです。次項では大手の製品を解説します。